「シンプルで幸せな結婚」ーウエディングフォトの可能性ー

ウエディングフォト(結婚写真)を撮るきっかけは、お客様によって十人(十組)十色です。

披露宴の会場写真、お披露目写真はポピュラーです。

当館の場合、「結婚写真がないので旅行の機会に撮影しておきたい」、「式も披露宴もしないけど写真だけは撮っておこうと思って」など、フォト・ウエディング(「入籍+写真を記念として撮っておく」)のご注文も多いです。

写真館は撮影を通じて、いろいろなかたちのいろいろな人達の「結婚の”Happy”」見せていただくことになります。

最近、ネットで外国の結婚写真(撮影)をあれこれ眺めていて(一応勉強のつもり)、素敵な結婚写真があったので、ご紹介します。

素足の花嫁(La mariée aux pieds nus)というサイトには、「自然に触発されたシンプルで幸せな結婚」をコンセプトに様々な結婚記事が紹介さています。

掲載写真を眺めるだけで時間がたつのを忘れます。

その中で、今回見入ったのは、次のPoésie Sauvage(野生の詩)です。

フランスのナントにある L’Atelier Wedding という結婚企画会社がコーディネートしていて同社のサイトに静止画とともに、この動画の「花嫁」インタビューが掲載されています。

記事によれば次のようなお話です。

アルメルは10年来つきあった彼と、今回「結婚式」をしました。

七年前、事実婚を認める「パック」という法的申請(フランスの制度なので日本ではピンと来ませんよね)をしています。

パックは、結婚しているひとたちと同じ法律的・経済的な権利をもちます。
にもかかわらず、今回あらためて結婚申請したわけです。

さて、現代フランスの「結婚式」は、証人をたてて役所での結婚手続き式(民事結婚式)をして書類提出することからはじまります。

パックだけで済ませるカップルが多くいる中で、結婚手続きをあえてやることで二人の「愛」をさらに確かめたかったということらしいです。

フルコースの結婚ということになれば、上の民事結婚式の後に、教会での結婚式(セレモニー)があったり、親族友人知人入り乱れての披露宴(フェト)が続きます。

しかしアルメルたちは、それはせずに、証人二人(友人とアルメルの弟)たちと一緒に簡単な食事をして済ませました。

記事に挟まれた写真がいいですね。

古い石造りの民家と荒野のような庭で撮られたショットが何枚も。それにこのビデオ。

記事のタイトルは「宴なしの結婚は可能か?」SE MARIER SANS FÊTE, EST-CE POSSIBLE ? となっています。

でもまあ、ここまで写真と映像とアイテムでくみたてられれば、もはや一般的な披露宴以上に凝ってる感じがしますよね(微笑)。

ウエディングフォトプラン

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP