リーフレット三つ折り:筋切り刃で折り目をつける

筋押し刃:Craft blade B-11を装着する

前回、ウエディングフォトのリーフレットが到着したけれど、筋切り刃がないので三つ折り作業が出来ない、というところまで書きました。刃が到着しましたので、ご報告を。

注文していたのはCARL社のCraft Blade B-11という筋押し刃です。

写真1のように、丸刃に樹脂製のアダプタがついています。

これをクラフトカッター(手持ちできるカッター)か、ディスクカッター(板パネルにスライダーがついているもの)に装着すればOKです。。。。。。

とはなりません。これは手持ちのディスクカッター(DC-300N/600N)用ではないのです。アダプタがあるとスライダー部に嵌りません(写真2)。

心配なく。写真3のようにアダプタを外します。アダプタと刃の間にカッターやヘラを入れてゆっくり力をかければ無理なくはずせます。外した刃だけを装着すればOK(これは以前経験済み)。

筋押し場についての利用説明
写真1:筋押し刃B-11
B-11の利用説明その2
写真2:アダプタなしのカッターが必要
写真3:アダプタを外す

リーフレット三折のためのカラムレイアウト

A4横を三つ折りするためには、3カラムのレイアウト枠を作っておく必要があります。
今回は、3カラムを98mm、101mm、98mmの幅でつくりました。紙厚と折り目分を考えて、真ん中のカラムが少し長いというわけです。

幅の設定は、実際使う予定の紙を折ってみたり、折り目のところが色塗りの境界を超えないように試し印刷を繰り返したりして調整しておきます。

色塗りの境界というのは、カラムとカラムの間のことです。表紙の部分のカラムが濃い紅色、その隣のカラムが紙色(白色)、となると上手く折らないと表紙の端に隣カラムの白色が見てしまい不格好になります。

印刷校正を含めてプロにたのめば調節してくれますが、なにせ完成原稿をそのまま印刷にかけてもらうという注文方法なので、しこしこ前作業が大事です。

折り目部分
写真4:折り目部分と色塗り境界
写真5:カッターにセット

カッター利用上の注意

あとは、紙をカッターにセットします。

端から折り目までの幅を微調整するために、何度か試し折をした上でガイドを固定します。

カッターパネルについているガイドは100mm幅(平均的なポストカードの幅)までしか対応出来ていないので、3mm程度のアクリル板を付け加えてガイドの代わりにしています。

折りたい側(裏側)に折り目を入れないと汚くなります。

で、あんまり力を入れてスライダーを動かすと、紙が切れちゃいます(´;ω;`)。ご注意を(写真6)。

というわけで、百枚二百枚程度のリーフレットなら1)朝に数枚シコシコとやる。継続は力なりです家内制手工業でもそんなにストレスはたまりません。興味のある方はお試しを。

写真6:失敗・・・
写真7:完成品

脚注[+]

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