写真集の右開きと左開き

写真集を作成するさい、左開きでつくらせていただいていますが、先日、右開きのご指定がありました。

左開きの写真集例。

Please wait while flipbook is loading. For more related info, FAQs and issues please refer to DearFlip WordPress Flipbook Plugin Help documentation.


同じ写真を右開きにした場合(単純に逆順表示の例)。

Please wait while flipbook is loading. For more related info, FAQs and issues please refer to DearFlip WordPress Flipbook Plugin Help documentation.


通常、本(BOOK)の左開き、右開きは、文字(列)を視る方向で決まります(横書きの場合でも文字を右から読んでいく右横書きのアラビア語系の本は右開きです)。

写真集の場合はどうかというと、やはり写真集の中に収まっている文字の方向が右左開きに大きな影響をあたえるので、欧米の写真集はたいてい左開きだと思います。

当館の場合は、「happy birthday」などの横文字を入れることがあるので、左開きで作ってきたわけですが、少し横文字が入っているだけなら右開きでも違和感はないわけで、決め打ちはよろしくないですね。

確かに当方でも利用している fliphtml5サイト(デジタル写真集の作成・公開サイト)でも、標準は左開き(left to right)ですが、右開き(right to left)に変更するオプションがあります。

というわけで、今後、写真集作成のお客様には、どちら開きで作成するかお聞きするのを必須項目にすることにしました。

以下余談です。

見開きページの多い写真集の場合はまだしも、これが「漫画」の場合は大変みたいですね。

アメコミやバンドデシネなど左開きの漫画に慣れている欧米の人にとっての最大の障壁の一つは右開きだったそうです。海外出版を考えていた日本の出版社が<マンガ本の開き方や吹き出しの見方等>についての簡易マニュアル付きで雑誌・本を欧米向けに作成していたという話を聞いたことがあります(今は昔でしょうが)。

※当館撮影プランで、写真集をお得な「撮影パック」としてご提供しているものはこちら↓

もちろん、それ以外のプランでも追加商品あるいは差し替え商品として、写真集の作成をおうけ出来ますので、お声がけください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP